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整形外科

整形外科について

整形外科医師は常勤6名+非常勤3名であり、5名の常勤医と2名の非常勤医が日本整形外科学会専門医であります。それぞれが、脊椎、人工股関節、人工膝関節および外傷(骨折、脱臼など)を専門としておりますので、整形外科のほとんどの分野をカバーします。

人工股関節手術

変形性股関節症、大腿骨頭壊死、関節リウマチおよび高齢者の大腿骨頸部骨折(お元気な方)による股関節機能障害に対して、人工股関節置換術を施行しております。
術後には股関節の痛みがとれるだけではなく、術前に股関節変形で短くなった下肢長が適切な長さに補正され、術前にみられる上体の揺れを伴う歩行状態から正常の歩行状態へ回復します。
また、術前に正座ができた患者さんは、術後3ヶ月で正座やしゃがみ込み動作が可能になり、さらに片脚立ちができる場合には、杖なしの外出もできるようになります。
そして、術後6ヶ月以降には県外への旅行、1年後には海外旅行も許可させていただきます。
 

左変形性股関節症

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人工膝関節手術

変形性関節症や関節リウマチなどにより関節の軟骨がすり減ってくると、痛みが強くなり、関節自体の動きが悪くなったり、長時間の歩行が出来なくなったりします。そのような方に当院では人工膝関節手術を行っています。この手術は、日本国内で年間5万件以上実施されており、安全に行われている治療です。関節を金属やセラミック、ポリエチレンなどでできた人工関節に入れ替えることで、痛みがなくなり、歩行能力が改善されます。約1ヵ月の入院で、ほとんどの患者さんは退院時に杖を使って歩くことができるようになります。

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高位脛骨骨切り術

変形性膝関節症で最も多い症状は膝の内側の軟骨がすり減ることによる膝内側の痛みになります。高位脛骨骨切り術はO脚を治し傷ついた内側の軟骨を守る手術です。
 この手術の利点として、早期からの歩行訓練が可能であること、術前の関節可動域が保てる(元々の動きが良い人は正座も可能)こと、自分の骨関節が温存でき、抜釘まで行えば金属が体内に残らない事があります。活動性が高く、スポーツ活動やお仕事を続けたい方や、自分の骨や関節を温存したい方には有用な治療の一つです。




手術後のリハビリについては、通常、他病院へ転院していただく必要はありません。整形外科病棟でのリハビリ後、追加のリハビリが必要な場合は、主治医の変更なく、当院の地域包括ケア病棟で継続可能です。


 

脊椎外科

脊椎疾患は多岐にわたりますが、手術に関しては常勤医師1名と、非常勤医師1名で対応しております。頚椎と腰椎の手術が大半を占め、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症の治療を行っております。門司区においては高齢化が進んでいることもあり、もともと外傷性疾患よりも変性疾患が多いのですが、最近はとくに骨粗鬆症に伴う椎体骨折に対する手術が増えている傾向があります。下記の骨粗鬆症治療と並行して行うことで、手術だけではないトータルなケアを心がけています。

 

椎体骨折に対する脊椎固定術を2度行った症例

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手の外科

肩関節より末梢部位、肘、手関節、手指の外傷や障害を主に診療します。 具体的なものは、骨折(上腕骨遠位端骨折、肘関節骨折、橈骨遠位端骨折、舟状骨骨折、手指骨折等)、腱損傷、末梢神経障害(手根管、肘部管等)、腱鞘炎(ばね指)、スポーツ障害(TFCC損傷)、変形性関節症(母指CM関節症、変形性関節症)その他外傷後後遺症などがあります。外傷、慢性疾患ともにより良い機能、QOL獲得を目的に手術を含め加療行います。
左遠位橈尺関節障害、変形性手関節症、環指、小指伸筋腱皮下断裂
 

  • 術前

  • 術後

 
  • 術前

  • 術後



  

骨粗鬆症

産業医科大学で長年にわたり骨粗鬆症に対する研究を重ねてきたスタッフを中心に診療に取り組んでいます。外来では日本骨粗鬆症学会認定医3名と骨粗鬆症マネージャー(看護師)2名を配置して、個々の患者さまに最適な検査や治療を提供しています。今後も骨粗鬆症マネージャーは増員予定であり、患者さまを中心に各分野のメディカルスタッフが連携をして、より充実した骨粗鬆症の予防、診断と治療を提供することを目指しています。
骨密度検査は腰椎と大腿骨のDEXA法を標準としており、より精度の高い判定が可能となっており、二次検診も受け付けております。

 

骨粗鬆症外来

●日時
毎週金曜日 14時~16時(要予約)

●場所 
当院整形外科外来


 

スポーツ整形

スポーツによるけが、故障はさまざまな場所に問題を起こします。問題がある場合は早めにご相談いただければ、十分な診察とMRIやCTなどの画像診断を合わせて原因を追求し、適切なリハビリやトレーニング法についてアドバイス致します。また、手術が必要なけがや故障の場合は年齢・スポーツの種目に応じた方法で治療していきます。手術は関節鏡を用いた低侵襲な治療を第1選択としています。

 

外傷

特に高齢者の大腿骨・上腕骨・前腕骨等の骨折に対する手術を数多く行っています。
これらの骨折は高齢者の生活の質を下げ、寝たきり、肺炎、認知症の悪化および褥瘡の原因となります。
当院では可能であれば受傷当日に手術を行い、翌日より離床、リハビリを行います。
 

  • 術前

  • 術後

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  • 術前

  • 術後


 

主な医療設備

  • MRI
  • DXA
  • 高速CT
トモシンセシス