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リハビリテーション科

リハビリテーション科について

リハビリテーション科では、脳血管疾患、骨関節疾患、神経筋疾患、呼吸器疾患、開腹・開胸術後、糖尿病などの生活習慣病などの様々な疾患や障害に対して、各診療科との連携のもと、急性期から自宅復帰や社会復帰に向けて診療を行っています。

ボツリヌス療法のご案内

眼瞼痙攣、片側顔面痙攣、上下肢痙縮に対してボツリヌス療法を行っています。
 

 

 

特色

スタッフは、専任医師1名、非常勤医師1名、理学療法士10名、作業療法士4名、言語聴覚士2名の総勢
18名で、施設基準として、脳血管疾患リハビリテーションⅠ、運動器疾患等リハビリテーションⅠ、心大血管リハビリテーションⅠ、呼吸器疾患等リハビリテーションⅠに認定されています。

また当科での新たな取り組みとして、産業医科大学リハビリテーション医学講座と連携し、脳卒中後遺症等による四肢痙縮に対してのボツリヌス毒素を用いた治療や、ロボットを用いた機能訓練を行っています。また高齢者やハンディキャッパーに対して、簡易自動車運転シミュレータを用いた自動車運転の評価も行っています。

簡易型上肢訓練ロボット

門司メディカルセンターでは産業医科大学などで行われている「簡易型上肢訓練ロボット(MA2)の脳卒中慢性期片麻痺患者における上肢機能改善の有効性、安全性および有用性に関する探索的多施設臨床試験」や「自動車運転再開可否診断用検査システム」の研究、データ収集にも参加しています。

 

  • 簡易型上肢訓練ロボット(MA2)

  • 自動車運転再開可否診断用検査システム


高次脳機能障害外来について

脳外傷や脳卒中による記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの高次脳機能障害を生じている方を対象にした外来です。
 

◎高次脳機能障害外来の予約日・場所

【予約日】月2回金曜日 13:00~15:30
【場 所】  2階中央リハビリテーション室外来

高次脳機能障害外来について詳しくはこちら

高次脳機能障害外来は予約制となっております。
詳しくは地域医療連携室までお問い合わせください。

はーとリハビリテーション(心大血管疾患リハビリテーション)について

心臓リハビリテーションとは運動療法や食事療法、禁煙などの生活面や精神面などをその患者様にあわせて多方面からサポートするものです。心臓リハビリを行うことにより動作が楽になり、快適な生活を長く続ける事ができるようになります。詳しくは主治医におたずね下さい。

対応疾患

  • 急性心筋梗塞
  • 狭心症(大動脈解離・解離性大動脈瘤・大血管術後)
  • 大血管疾患
  • 慢性心不全
  • 末梢動脈閉鎖性疾患


■日時
月曜~金曜

1クール目:  9:15~10:15
2クール目:10:45~11:45
3クール目:13:30~14:30
4クール目:14:45~15:45


■場所
2階 中央リハビリテーション室

効果
  • 運動能力が増加し、楽に動けるようになる。
  • 狭心症や心不全の症状が軽くなる。
  • 不安やうつ状態が改善し、快適な社会生活を送ることが出来る。
  • 血管が自分で広がる能力(血管内皮機能)や自律神経の働きが良くなるとともに、血栓が出来にくくなる
  • 心筋梗塞の再発や突然死が減り、死亡率が減少する。

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