community medicine

当院の地域医療

「急性期の診療」、「回復期の診療」の両輪で地域医療を支えます。 「急性期の診療」、「回復期の診療」の両輪で地域医療を支えます。

いつでも患者さんを受け入れる救急体制

  • かかりつけ医の紹介により、主に門司区内に在住する高齢住民に多い疾患や専門的疾患の診療を行い、直ちにあるいは一定期間の診療の後、逆紹介をして、患者が住み慣れた地域でかかりつけ医の管理のもとで生活できるように支援します。
  • かかりつけ医、あるいは家族や福祉施設からの要請により、一般的救急(肺炎、骨折、心筋梗塞、脳卒中、その他)を積極的に受けいれます。

住み慣れた家で暮らし続ける為の支援

  • 本院に入院して内科的治療または外科的治療を行った高齢患者は、治療が終了しても直ぐに自宅に戻れないという高齢者の多い門司区の特殊な状況を考慮して、主に地域包括ケア病棟で生活機能の改善や生活活性化の取り組みを行います。
  • 地域の住民のニーズは、疾病の治療ばかりではなく自宅に戻れるようにすることであり、それに答えるために生活機能改善や活性化に着目した取り組みを行います。具体的には日常生活自立度の向上(FIM>109)と近所歩きができること(歩行速度>1m/秒)を重視しています。
  • かかりつけ医との密接な連携のもと、高齢患者が家族あるいは独りで住み慣れた門司区内の住まいで介護等の社会的支援のもとで引き続き快適な生活を送れるように、ケアマネ、介護福祉担当者などと連携をとり、地域包括ケアの概念に従い、包括的な医療福祉の支援を行います。